ウルトラ警備隊 空想特撮ゲーム

ウルトラ警備隊 空想特撮ゲーム

『ウルトラ警備隊 空想特撮ゲーム』は、1996年に開発されたアーケードシューティングゲームで、特撮作品群のウルトラシリーズを題材としています。プレイヤーは、防衛チームの機体を操り、怪獣や宇宙人に立ち向かうことが求められます。このゲームは、ウルトラマン誕生30周年を祝う作品でもあり、ウルトラマンからウルトラマン80までの選りすぐりの特撮作品を元に展開されています。

ゲーム概要

本作は、縦スクロール形式のシューティングゲームとなっており、プレイヤーは科特隊やウルトラ警備隊の戦闘機を操ることができます。選択可能な機体は、計7種類あり、それぞれの機体には異なる性能が設定されています。また、2人同時プレイにも対応しているため、友人と協力して攻略に挑むことも可能です。

操作方法

操作は、8方向レバーと3つのボタンを使用します。レバーで機体を動かし、ボタンはそれぞれショット、空中機雷、ウルトラボムの発動に使われます。特にショットはセミオートで発射され、アイテムを取得することでパワーアップが可能です。中にはホーミングミサイルやサイドショットを追加できるアイテムもあり、戦略の幅を広げてくれます。

登場機体と特性

プレイヤーは、自機として7種類の機体から選択できます。各機体の特性や攻撃スタイルは異なり、ウルトラボムを使用することで、対応するウルトラマンを召喚できます。次に、選択できる機体の特徴を詳しく見ていきましょう。

1. ジェットビートル（ウルトラマン、科学特捜隊）
移動速度は最速ですが、ショットの攻撃範囲は狭い。

2. ウルトラホーク1号（ウルトラセブン、ウルトラ警備隊）
ショットは攻撃範囲が広がり、ボムはアイスラッガーを放出します。

3. マットアロー1号（帰ってきたウルトラマン、MAT）
ワイドショットが特徴で、ボムの威力は高い。

4. タックスペース（ウルトラマンA、TAC）
攻撃範囲を広げるショットと、強力なボムを持ちます。

5. コンドル1号（ウルトラマンタロウ、ZAT）
攻撃範囲が広めで、必殺技名を叫ぶ点が特徴的です。

6. マッキー3号（ウルトラマンレオ、MAC）
威力は高いが攻撃範囲は狭い。

7. シルバーガル（ウルトラマン80、UGM）
サイズが大きく、高いショット威力が特徴的です。

アイテムとパワーアップ

ゲーム内では、アイテムを取得することで自機を強化できます。特に、パワーアップアイテム（P）は2段階まで強化可能で、最高16段階まで上昇します。他にも、敵を追尾するホーミングミサイルや、ウルトラボムを増やすアイテムが登場します。これらを活用し、高度な攻撃戦略を練ることが肝要です。

ステージとボス

ゲームは全7面で構成されています。最初の4ステージは自由に選択可能ですが、後半の3面は順番通りに攻略する必要があります。各ステージのボス戦もあり、ボスの攻撃パターンが変化するため、油断できません。最終的には、ウルトラマン80のボス・ファイヤードラコを倒し、続いて出現するゼットンを撃破することでエンディングを迎えます。

本作は、ウルトラシリーズのファンにとって特に魅力的なシューティングゲームであり、数々の作品を楽しめる要素が詰まっています。多彩な機体やアイテム、爽快感のある戦闘は、プレイヤーを虜にすることでしょう。

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